10月24日(月)、国際教養大学では、2016年度秋学期日本教育実践領域の研究会が開催され、本学日本語プログラム教員、スタッフ、院生、院教員が参加しました。
発表者と発表タイトルは、下記のようになっています。
1.ニカラグア日本語教育の歴史を探る ~青年海外協力隊の活動とその位置づけに着目して
黒田 直美 (国際教養大学 専門職大学院 8期生)
2.介護・看護現場における外国人人材支援:接触場面のコミュニケーション研究からの考察
嶋 ちはる (国際教養大学 日本語プログラム教員)
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8期生 黒田さん |
最初に発表した黒田さんは、JICA隊員とニカラグアの日本語教育に従事。本大学院入学後にニカラグアの日本語教育史を綴ろうと決意。現在、元隊員のインタビュー、その分析をしていらっしゃいます。 発表では、現在までの分析結果として出てきた考察を発表して下さいました。
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日本語プログラム 嶋先生 |
二番目に発表した嶋先生は、豊富なデータの中から、看護現場における日本人看護助手とEPA看護師候補生の、それぞれの職場知識の理解のずれから生じた言語データを紹介。そこからEPA候補生の就労現場でのコミュニケーション、職場における日本語教育支援に関する考察を発表して下さいました。
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真剣に発表を聞き入る参加者の皆さん
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両発表とも、専門職大学院の特徴を色濃く打ち出したもので、それぞれの発表後には活発な質問が寄せられました。
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国際教養大学 専門職大学院 日本語教育実践領域に興味をお持ちの方:
下記のサイトをご覧ください。
http://web.aiu.ac.jp/graduate/message/
募集日程は、10月選考、1月選考、6月選考の年3回です。
1月選考の出願期間は2016年12月19日(金)から2017年1月6日(金)までです。