2016年9月26日月曜日

2016年度秋学期特別講演会が開催されました。

9月22日(木) 国際教養大学・日本語教育実践領域では、早稲田大学大学院日本語教育研究科の舘岡洋子先生を講師にお迎えし、特別講演会が開催されました。

ご講演タイトルは、「なぜ協働するのか - 重なりと異なりのデザイン」です。

 舘岡先生は、まず「教えること」から協働の「場づくり」へという、教師の役割転換の必要性を述べられました。 次に協働学習には、互助型と創造型の2種類があるということ。 創造型協働学習からは複数の回答が生まれることをお話して下さいました。 その複数の回答を、より丁寧にすり合わせ、お互いの「重なり」と「異なり」の部分を可視化することの大切さ。 それにより、自分や他者への理解のし直しが起こることなど、話して下さいました。

 出席者を小人数グループに分けての協働の実践では、昔話「浦島太郎」を用い、「浦島太郎は何人家族だったか」、「もし太郎が玉手箱をうちに持ち帰ってから開けたら、どうなっていたか」などというユニークな質問が、舘岡先生より出されました。 

 出席者はこれらの質問に頭をひねり、時には複数出てきた多様な回答に目を見張り、時にはユニークな答えに笑い声をたてながら、自分と他人の「重なり」と「異なり」を感じ取っていきました。


ご講義される 舘岡洋子先生

  
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国際教養大学 専門職大学院 日本語教育実践領域に興味をお持ちの方: 
下記のサイトをご覧ください。


http://web.aiu.ac.jp/graduate/message/

募集日程は、10月選考、1月選考、6月選考の年3回です。 

2016年9月18日日曜日

九月入学院生の歓迎会が行われました。

9月16日(金)

国際教養大学 ・ 日本語教育実践領域に、9月入学で加わった、フレッシュな5人の新人院生の歓迎会が行われました。 

歓迎会には、院教員をはじめ、先輩の8期の院生。 
そして、これから5人が授業見学などでお世話になる、学部日本語プログラムの先生方も多数ご出席下さり、暖かく5人を歓迎して下さいました。

国際教養大学 専門職大学院としてスタートを切ったのが、2008年。 
早いもので、これで9期めの院生となります。 

世界各国で日本語教師てとして活躍中の修了生の皆様。 新しい5人の活躍を楽しみにしていて下さいね!

下の写真は、開会時の「乾杯」と、閉会時の「一本締め」です。

「乾杯!」「日本語教育実践領域へ、ようこそ!」

佐野領域長 恒例の一本締め 「いよ~~っ!」

  
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募集日程は、10月選考、1月選考、6月選考の年3回です。