ご講演タイトルは、「なぜ協働するのか - 重なりと異なりのデザイン」です。
舘岡先生は、まず「教えること」から協働の「場づくり」へという、教師の役割転換の必要性を述べられました。 次に協働学習には、互助型と創造型の2種類があるということ。 創造型協働学習からは複数の回答が生まれることをお話して下さいました。 その複数の回答を、より丁寧にすり合わせ、お互いの「重なり」と「異なり」の部分を可視化することの大切さ。 それにより、自分や他者への理解のし直しが起こることなど、話して下さいました。
出席者を小人数グループに分けての協働の実践では、昔話「浦島太郎」を用い、「浦島太郎は何人家族だったか」、「もし太郎が玉手箱をうちに持ち帰ってから開けたら、どうなっていたか」などというユニークな質問が、舘岡先生より出されました。
出席者はこれらの質問に頭をひねり、時には複数出てきた多様な回答に目を見張り、時にはユニークな答えに笑い声をたてながら、自分と他人の「重なり」と「異なり」を感じ取っていきました。
ご講義される 舘岡洋子先生 |
国際教養大学 専門職大学院 日本語教育実践領域に興味をお持ちの方:
下記のサイトをご覧ください。
http://web.aiu.ac.jp/graduate/message/
募集日程は、10月選考、1月選考、6月選考の年3回です。
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